Ubuntu 18.04 LTSでは、デフォルトのPythonバージョンは3.6.9ですが、より新しいバージョンにアップデートすることが可能です。この記事では、Python 3.11をUbuntu 18.04 LTSにインストールする手順を説明します。
Python 3.11のインストール
まず、Python 3.11が公式リポジトリにはないため、PPAリポジトリ(ppa:deadsnakes/ppa)を追加します。
sudo add-apt-repository ppa:deadsnakes/ppa
リポジトリを追加した後は、必ずupdateを行います。
sudo apt update
次に、Python 3.11がインストール可能かリポジトリを確認します。
apt search python3.11
Python 3.11が見つかったら、以下のコマンドでインストールします。
sudo apt install python3.11 -y
インストールが完了したら、Python 3.11が正しくインストールされたことを確認します。
python3.11 --version
これで、Ubuntu 18.04 LTSにPython 3.11がインストールされました。
注意点
Python3のシンボリックリンクを新しいバージョン(今回なら3.11)に変更することはお勧めしません。update-alternatives
を使用してPython3のカレントを新しいバージョンにすると、apt update
がエラーになる可能性があります。
以上がUbuntu 18.04 LTSでPythonのバージョンをアップデートする方法です。この情報が皆さんのお役に立てれば幸いです。.