UbuntuでPythonとOpenCVを使う方法について説明します。OpenCVは画像処理に関する様々な機能をまとめたパッケージで、Pythonと組み合わせて使うことで、強力な画像処理システムを構築することができます。
OpenCVのインストール
UbuntuにPython用のOpenCVをインストールする手順は以下の通りです。
- まず、Pythonとpipをインストールします。以下のコマンドを実行します。
sudo apt update
sudo apt install python3-pip
- 次に、OpenCVをインストールします。以下のコマンドを実行します。
pip install opencv-python
pip install opencv-contrib-python
これで、Ubuntu上でPythonとOpenCVを使う準備が整いました。
OpenCVの基本的な使い方
OpenCVを使って画像を表示する基本的なPythonのプログラムは以下の通りです。
import cv2
# 画像を読み込む
img = cv2.imread('image.jpg')
# 画像を表示する
cv2.imshow('image', img)
# キー入力を待つ
cv2.waitKey(0)
# すべてのウィンドウを閉じる
cv2.destroyAllWindows()
このコードは、指定した画像ファイルを読み込み、それを新しいウィンドウで表示します。cv2.waitKey(0)
はキー入力を待ち、何かキーが押されるとすべてのウィンドウを閉じます。
以上がUbuntuでPythonとOpenCVを使う基本的な方法です。これを基に、さまざまな画像処理を行うプログラムを作成してみてください。.