UbuntuでPythonのバージョンを管理する方法について説明します。Ubuntuでは、update-alternatives
コマンドを使用してPythonのバージョンを切り替えることができます。
まず、現在設定されているPythonのバージョンを確認します。
$ python --version
次に、インストールされているPythonのバージョンとその場所を確認します。
$ which python #すべてのpythonがインストールされている場所を確認
$ ls /usr/bin/ | grep python #/usr/bin/以下にインストールされている全pythonのバージョンを確認
update-alternatives
が存在することを確認します。
$ which update-alternatives
次に、Pythonのバージョンを登録します。以下のコマンドを使用して、Pythonのバージョンを登録します。
sudo update-alternatives --install [pythonの場所] python [pythonの場所] [バージョン] [優先順位の数字]
例えば、Python3.6と2.7を登録する場合は、以下のようになります。
$ sudo update-alternatives --install /usr/bin/python python /usr/bin/python3.6 1 #python3.6を優先順位1で登録
$ sudo update-alternatives --install /usr/bin/python python /usr/bin/python2.7 2 #python2.7を優先順位2で登録
最後に、登録されたPythonのバージョンやリストの順、優先順位を確認します。
$ update-alternatives --config python
以上で、Pythonのバージョンを切り替えることができます。この方法を使用すれば、複数のPythonのバージョンを簡単に管理することができます。.