環境変数とは
環境変数は、OSにおける変数のようなもので、プログラムにおける変数と似たようなものです。
環境変数の確認と出力
現在設定されている環境変数を確認するには env
や printenv
というコマンドを打つことで確認できます。
$ env
SHELL=/bin/bash
...(省略)
$ printenv
SHELL=/bin/bash
...(省略)
特定の変数について出力する場合は printenv
の方を使います。
$ env SHELL
env: ‘SHELL’: No such file or directory
$ printenv SHELL
/bin/bash
環境変数の設定
環境変数を設定するには、bashで 環境変数名=値
とし、これを export
するとできます。
$ printenv QIITA
$ QIITA=quiita
$ export QIITA
$ printenv QIITA
quiita
export 環境変数名=値
としても問題なく設定できます。
$ printenv QUIITA
quiita
$ export QUIITA=quiiiiiita
$ printenv QUIITA
quiiiiiita
値で空白文字を含む場合、シングルクォートで囲む必要があります。
$ printenv KANI
$ export KANI='ebi yadokari'
$ printenv KANI
ebi yadokari
$ export KANI=\"ebi yadokari tarabagani\"
$ printenv KANI
ebi yadokari tarabagani
しかし、再起動すると先ほど設定した環境変数は消えます。そのため、bashが起動される際に読み込むファイルに環境変数の設定を記述します。
export QUIITA=quiita
以上がUbuntuでPythonの環境変数を設定する方法になります。この情報が皆さんのPythonプログラミングの助けになれば幸いです。.