VSCodeでPythonのプロジェクトを開発する際、各プロジェクトに適した環境を構築するためにPythonの仮想環境(venv)を利用することがあります。以下にその手順を説明します。
1. プロジェクトディレクトリの作成
まず、VSCodeの上部メニューからTerminal
を開き、新しいターミナルを作成します。次に、任意のディレクトリにプロジェクトディレクトリを作成します。以下にそのコマンドを示します。
mkdir TestProject
cd TestProject
2. 仮想環境の作成
プロジェクトディレクトリが作成されたら、次にPythonの仮想環境を作成します。以下にそのコマンドを示します。
python -m venv project_env
これにより、project_env
という名前のPython仮想環境が作成されます。
3. 仮想環境の有効化
作成した仮想環境を有効にするためには、以下のコマンドを実行します。
source project_env/bin/activate
これにより、作成した仮想環境が有効化され、その環境下でPythonプログラムを実行することができます。
以上がVSCodeでPythonのvenvを使う基本的な手順です。これにより、各プロジェクトごとに独立したPythonの実行環境を作成し、管理することができます。