まずは、WSL上でPythonをインストールするための基本的な手順をご紹介します。
WSLの設定
- Windowsの機能の有効化または無効化を開き、Linux用Windowsサブシステムにチェックを入れます。
- インストールが終わったら再起動します。
Ubuntuの導入とセットアップ
- Microsoft storeにてubuntuと検索し、”Ubuntu 18.04 LTS”をインストールします。
- インストールが完了したら、Ubuntuを起動します。
- 初回起動時には初期設定が行われるので、ユーザ名とパスワードを設定します。
- 以下のコマンドでパッケージリストの更新とアップデートを行います。
sudo apt update # パッケージリストの更新
sudo apt upgrade -y # パッケージのアップデート
Pythonのインストール
- 以下のコマンドでPythonとpipをインストールします。
sudo apt install python3 python3-pip -y # python3とpip3のインストール
sudo pip3 install pip -U # pip3の更新
- バージョン確認して表示されれば正しくインストールされているはずです。
python3 -V # 環境によっては、python3 -> python の場合もある
pip3 -V # 環境によっては、pip3 -> pip の場合もある
以上で、WSL上でPythonをインストールする手順をご紹介しました。これでPythonの開発環境が整いました。次回はPythonの基本的な使い方について解説します。お楽しみに!