MySQLのストアドプロシージャを使用する際、変数の宣言と利用は重要です。以下に、ストアドプロシージャ内で変数を宣言し、利用する方法を示します。
変数の宣言
変数を宣言するには、DECLARE文を使用します。以下は、整数型の変数を宣言する例です。
DECLARE my_variable INT;
変数への値の代入
宣言した変数に値を代入するには、SET文を使用します。
SET my_variable = 10;
変数の利用
宣言した変数をストアドプロシージャ内で利用するには、単に変数名を参照します。
SELECT * FROM my_table WHERE column_name = my_variable;
複数の変数の宣言と利用
複数の変数を宣言するには、DECLARE文をカンマで区切って記述します。
DECLARE var1 INT;
DECLARE var2 VARCHAR(255);
ローカル変数とセッション変数
MySQLでは、ローカル変数とセッション変数の2種類があります。ローカル変数はストアドプロシージャ内でのみ有効であり、セッション変数はセッション全体で有効です。
-- ローカル変数の宣言
DECLARE local_variable INT;
-- セッション変数の宣言
SET @@session.my_variable = 20;
これらの基本的な変数の宣言と利用方法を理解することで、MySQLのストアドプロシージャをより効果的に記述できます。