Javaでの可変長引数の使用方法

Javaでは可変長引数（Varargs）を使用して、メソッドに可変数の引数を渡すことができます。これは、メソッドが異なる数の引数を受け入れる柔軟性を提供します。以下は、可変長引数の使用方法に関する基本的な情報です。

可変長引数の宣言

可変長引数は、メソッドの引数リストで3つのピリオド（…）を使用して宣言されます。例えば：

public void printNumbers(int... numbers) {
    for (int num : numbers) {
        System.out.println(num);
    }
}

可変長引数の呼び出し

メソッドを呼び出す際に、通常の引数と同様に可変長引数を使用することができます。引数の数は可変で、配列として渡されます。

public static void main(String[] args) {
    MyClass myClass = new MyClass();
    myClass.printNumbers(1, 2, 3, 4, 5);
}

可変長引数と通常の引数の併用

可変長引数は、通常の引数と組み合わせて使用することができます。ただし、可変長引数は常にメソッドの最後の引数でなければなりません。

public void printDetails(String name, int... scores) {
    System.out.println("Name: " + name);
    System.out.print("Scores: ");
    for (int score : scores) {
        System.out.print(score + " ");
    }
}

注意点

1. 可変長引数を使用するメソッドは、同じシグネチャのメソッドと競合するため、慎重に使用する必要があります。
2. 可変長引数は、同じ型の引数に対してのみ使用できます。

可変長引数は、異なる数の引数を柔軟に扱うための強力な機能ですが、使用する際には注意が必要です。適切に活用することで、コードの柔軟性を向上させることができます。