VSCodeのlaunch.json
を使用してPythonのデバッグコマンドに引数を渡す方法について説明します。
環境変数の設定
環境変数を設定するには、env
キーを使用します。以下の例では、FIRST_NAME
とLAST_NAME
という2つの環境変数を設定しています。
"env": {
"FIRST_NAME": "yuma",
"LAST_NAME": "inaura"
}
この設定により、以下のようなコマンドが実行されます。
FIRST_NAME=yuma LAST_NAME=inaura command
引数の設定
引数を設定するには、args
キーを使用します。以下の例では、yuma
とinaura
という2つの引数を設定しています。
"args": ["yuma","inaura"]
この設定により、以下のようなコマンドが実行されます。
command yuma inaura
フラグの設定
フラグを設定するには、args
キーを使用し、フラグを文字列として配列に追加します。以下の例では、--first_name=yuma
と--last_name=inaura
という2つのフラグを設定しています。
"args": ["--first_name=yuma","--last_name=inaura"]
この設定により、以下のようなコマンドが実行されます。
command --first_name=yuma --last_name=inaura
以上がVSCodeのlaunch.json
を使用してPythonのデバッグコマンドに引数を渡す基本的な方法です。これらの設定を適切に使用することで、デバッグプロセスをより効率的に制御することができます。