リスト内包表記を使ったリストのフィルタリング

Pythonのリスト内包表記は、コンパクトで効率的なコードを書くための強力なツールです。以下は、リスト内包表記を使用して特定の条件に基づいてリストをフィルタリングする例です。

# 例: 1から10までの奇数だけを含むリストを作成する
odd_numbers = [x for x in range(1, 11) if x % 2 != 0]
print(odd_numbers)

このコードでは、range(1, 11)で1から10までの数字の範囲を生成し、if x % 2 != 0で奇数の条件をチェックしています。結果として、odd_numbersには1, 3, 5, 7, 9が含まれます。

辞書のリスト内包表記

リスト内包表記は単にリストだけでなく、辞書の生成にも利用できます。以下はその例です。

# 例: 文字列の長さをキー、文字列自体を値とする辞書を作成する
words = ["apple", "banana", "orange", "kiwi"]
word_lengths = {word: len(word) for word in words}
print(word_lengths)

このコードでは、各単語の長さをキーとして、実際の単語を値とする辞書を生成しています。

複数のリストの結合

リスト内包表記を使用して、複数のリストを結合して新しいリストを作成することもできます。

# 例: 2つのリストを要素ごとに掛け算した新しいリストを作成する
list1 = [1, 2, 3]
list2 = [4, 5, 6]
result = [x * y for x, y in zip(list1, list2)]
print(result)

このコードでは、zip(list1, list2)で対応する要素をペアにして、それぞれの要素を掛け算して新しいリストを生成しています。

リスト内包表記はシンプルでありながら柔軟性があり、様々なタスクに利用できるため、Pythonのコーディングで積極的に活用してみましょう。

投稿者 admin

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