AWS LambdaとPythonの基礎
AWS Lambdaは、AWSが提供するサーバーレスでコードを実行するサービスです。Pythonは、その中でもよく使われる言語の一つです。
Lambda関数の作成
Lambda関数を作成するには、まずAWSマネジメントコンソールでLambdaを開き、「関数の作成」をクリックします。次に、「一から作成」を選択し、関数名を付けます。ランタイムにはPython3.9を選択します。
Lambda関数のコード
Lambda関数のコードは、以下のように書き換えます。
def lambda_handler(event, context):
print("event:", event)
print("context:", context)
このコードは、Lambda関数が実行されるときに呼び出されます。event
はLambda関数の呼び出し元の情報、context
はLambda関数が実行されるときに渡されるコンテキストオブジェクトです。
AWS LambdaとAmazon Translate
AWS LambdaとAmazon Translateを組み合わせて、テキスト翻訳するアプリケーションを作成することも可能です。具体的なコードは以下の通りです。
import boto3
def honyaku(text, source_language_code, target_language_code):
client = boto3.client('translate')
response = client.translate_text(
Text=text,
SourceLanguageCode=source_language_code,
TargetLanguageCode=target_language_code
)
def lambda_handler(event, context):
honyaku('I want to be able to use Python!', 'en', 'ja')
このコードでは、honyaku
関数を定義して、その中でAmazon Translateを使ってテキストを翻訳しています。そして、lambda_handler
関数の中でhonyaku
関数を呼び出しています。
以上が、AWS LambdaとPythonを使ったサーバーレス開発の基本的な流れです。これを基に、さらに詳細な知識を深めていくことで、より高度なアプリケーションを開発することが可能になります。.