C#からPython APIを呼び出す方法にはいくつかあります。以下にその一部を紹介します。
ProcessStartを使用する
ProcessStartは、C#から任意のPythonプログラムを呼び出し、結果を受け取るための方法です。Python側に特別な考慮が不要で、Python側はPython単体でデバッグできます。これにより、他の方法に比べて相互の依存度が低く、扱いやすくなります。
以下に、C#からPythonを呼び出すためのコードスニペットを示します。
using System.Diagnostics;
public IEnumerable<string> PythonCall(string program, string args = "")
{
ProcessStartInfo psInfo = new ProcessStartInfo();
psInfo.FileName = "Python";
psInfo.Arguments = string.Format("\"{0}\" {1}", program, args);
psInfo.CreateNoWindow = true;
psInfo.UseShellExecute = false;
psInfo.RedirectStandardOutput = true;
Process p = Process.Start(psInfo);
string line;
while ((line = p.StandardOutput.ReadLine()) != null)
{
yield return line + Environment.NewLine;
}
}
この関数は、PythonのプログラムファイルのパスとPythonプログラムに渡す引数を引数として受け取ります。Pythonプログラムに複数の引数を渡す場合は、半角スペースで区切ってください。
Pythonnetを使用する
Pythonnetは、C#からPythonが呼び出せるようにするためのツールです。Pythonnetを使うと、.NETからPython (cpython)コードを呼び出すことが可能です。
grpcを使用する
grpcを使用すると、C#からPythonへ通信をすることができます。
以上の方法を適切に使用することで、C#とPythonの間で効率的な通信を実現することができます。C#で出来ない事、やりにくい事はPython側に任せて、効率よくプログラムを作っていきましょう。