Jupyter Notebookは、コード、マークダウン、出力を含むJSON形式の.ipynbファイルとして保存します。しかし、リポジトリにPythonコードを保持したい場合や、ノートブックをスタンドアロンのパッケージにしたい場合など、Jupyter NotebookをプレーンなPythonスクリプトに変換したい場合があります。
以下に、Jupyter NotebookをPythonスクリプトに変換する3つの方法を紹介します。
GUIを使用して.pyとしてダウンロードする
まず、例としてのノートブックを作成しましょう。Pythonコードとマークダウンが混在し、図とPandas DataFrameが出力されるノートブックです。このノートブックは.ipynbファイルとして保存されます。
# 例としてのノートブック
import matplotlib.pyplot as plt
import pandas as pd
_ = plt.plot([4,2,1,3])
pd.DataFrame({"a": [1,2,3], "b": [4,5,6]})
このノートブックをPythonスクリプトに変換するには、JupyterのGUIを使用します。
jupytextを使用してノートブックをPythonスクリプトとペアリングする
jupytextパッケージを使用すると、Jupyter NotebookファイルをプレーンなPythonファイルと同期させることができます。これにより、.pynbファイルと.pyファイルの両方に同じコードが保持されます。
nbconvertを使用する
nbconvertを使用して、Jupyter NotebookをPythonファイルに変換することも可能です。
$ cd /path/to/your/notebook_directory/
$ jupyter nbconvert --to python YourNotebookName.ipynb
以上の方法を使用すれば、Jupyter NotebookをPythonスクリプトに簡単に変換することができます。これにより、コードの再利用性と可読性が向上し、より効率的なコーディングが可能になります。