Pythonのプログラミングを行う際には、どのようなツールを使うとよいのかについて解説します。
Pythonとエディタ
Pythonのプログラムは、Windowsに標準で付いている「メモ帳」のような簡単なテキストエディタで書くことが可能ですが、Pythonプログラミングをサポートしている、より高度なエディタやIDE(統合開発環境)を使った方が、効率的にプログラミングが行えます。
エディタの選び方
エディタは何十種類も存在しており、どのエディタを選べば良いのか迷います。そのため、以下のポイントを考慮してエディタを選ぶと良いでしょう。
- よく使われているエディタか: 知名度があり、実際に利用しているユーザが多いエディタを利用すれば、間違いは少ないでしょう。
- 料金は無料か、予算の範囲内か: エディタにはすべての機能が無償のものから、拡張機能やプラグインが有償のものまであります。
- 日本語に対応しているか: 優れたエディタでも、日本語対応がされていないと、その都度翻訳が必要になり、プログラミングの効率が落ちてしまいます。
- Pythonに対応しているか: エディタによって対応するプログラミング言語が異なります。Pythonに特化、あるいは対応したエディタを選びましょう。
おすすめのエディタ
以下に、Pythonプログラミングで利用する、おすすめのエディタを紹介します。
- Visual Studio Code: 2015年にマイクロソフト社がリリースした大変人気の高いテキストエディタです。日本語にも対応し、オープンソースのソフトウェアとして無償で公開されています。
- Jupyter Notebook: IDE(統合開発環境)で主にPythonで使用されますが、設定次第ではRでの開発も行えるエディタです。データ分析機能があるため、ビッグデータのデータ分析・統合にも用いることができます。
以上、LinuxでPythonを書くためのエディタ選びについて解説しました。適切なエディタを選ぶことで、Pythonプログラミングがより効率的になります。