Matplotlibでグラフを描く際、軸の範囲を自動で設定する方法について説明します。特定のデータセットを削除した後でも、軸の範囲が適切に更新されるようにする方法を見ていきましょう。
import matplotlib.pyplot as plt
fig = plt.figure()
ax = fig.add_subplot()
a = ax.plot([1,2,3],[100,2,1])
b = ax.plot([1,2,3],[3,5,4])
a.pop(0).remove() # aのグラフを削除
ax.relim()
plt.show()
上記のコードでは、まず2つのデータセットa
とb
をプロットしています。その後、a
のデータセットを削除し、ax.relim()
を呼び出すことで軸の範囲を再計算しています。
この方法を使用すると、グラフ上に表示されているデータに基づいて軸の範囲が自動的に調整されます。これにより、データが削除された後でも、グラフの表示が適切に更新されることが保証されます。
以上がMatplotlibで軸の範囲を自動設定する方法になります。このテクニックを使うことで、データの変更に柔軟に対応するビジュアライゼーションを作成することができます。.