Python argparseでJSON形式の入力を扱う方法

Pythonのargparseモジュールは、コマンドラインオプションを簡単に実装できる便利なツールです。特に、大量のパラメータを用意する必要がある実験などで重宝します。しかし、argparseに渡された引数をJSON形式で保存したいという状況は結構あると思われます。

以下に、argparseに渡された引数をJSON形式で保存する方法を示します。

import json
import argparse

parser = argparse.ArgumentParser()
parser.add_argument("--param1", type=str, default="test")
parser.add_argument("--param2", type=int, default=100)
parser.add_argument("--param3", type=float, nargs="+", default=[0.1, 0.2, 0.3])

args = parser.parse_args()

with open("./params.json", mode="w") as f:
    json.dump(args.__dict__, f, indent=4)

このコードでは、argparse.ArgumentParser()を使用してパーサを作成し、add_argumentメソッドを使用して引数を追加しています。そして、parse_argsメソッドを使用して引数を解析し、結果をargsに保存します。

最後に、json.dump関数を使用して、引数をJSON形式でファイルに保存します。ここで、args.__dict__を使用してargparseに渡された引数を辞書に変換しています。

以上が、Pythonのargparseモジュールを使用して、引数をJSON形式で保存する基本的な方法です。これにより、人間にも読みやすい形式で引数を保存することが可能になります。