Pythonのargparseモジュールは、コマンドライン引数を簡単に解析するためのツールです。この記事では、argparseを使用してディレクトリを指定する方法について説明します。
argparseの基本
argparseモジュールを使用すると、コマンドラインから引数を受け取ることができます。以下に基本的な使用方法を示します。
import argparse
# argparseをインポート
parser = argparse.ArgumentParser(description='このプログラムの説明')
# パーサを作る
parser.add_argument('arg1', help='この引数の説明')
# 必須の引数を追加
args = parser.parse_args()
# 引数を解析
print('arg1='+args.arg1)
ディレクトリを指定する引数の追加
ディレクトリを指定するための引数を追加するには、以下のようにします。
parser.add_argument('--path', help='paste path to biog.txt file')
このコードでは、--path
という名前の引数を追加しています。この引数は、指定したディレクトリへのパスを受け取ります。
ディレクトリに移動する
argparseで受け取ったディレクトリに移動するには、以下のようにします。
import os
args = parser.parse_args()
os.chdir(args.path)
# ディレクトリを変更
print(os.getcwd())
このコードでは、os.chdir
関数を使用して、argparseで受け取ったディレクトリに移動しています。
以上が、Pythonのargparseモジュールを使用してディレクトリを指定する方法です。この情報があなたのPythonプログラミングに役立つことを願っています。