Djangoを使用していると、設定情報を環境変数として管理したくなることがあります。その際に役立つのがdjango-environ
というライブラリです。
django-environのインストール
まずはじめに、django-environ
をインストールします。以下のコマンドを実行してください。
pip install django-environ
.envファイルの作成
次に、環境変数を記載する.env
ファイルを作成します。このファイルはmanage.py
と同じ階層に配置します。
SECRET_KEY=your-secret-key
DEBUG=True
DB_NAME=your-db-name
DB_USER=your-db-user
DB_PASSWORD=your-db-password
DB_HOST=your-db-host
DB_PORT=your-db-port
settings.pyの設定
最後に、settings.py
を編集して、.env
ファイルから環境変数を読み込むように設定します。
import environ
env = environ.Env()
environ.Env.read_env()
SECRET_KEY = env('SECRET_KEY')
DEBUG = env('DEBUG')
DATABASES = {
'default': {
'ENGINE': 'django.db.backends.postgresql',
'NAME': env('DB_NAME'),
'USER': env('DB_USER'),
'PASSWORD': env('DB_PASSWORD'),
'HOST': env('DB_HOST'),
'PORT': env('DB_PORT'),
}
}
以上で、Djangoで環境変数を効率的に管理する設定が完了しました。これにより、設定情報をハードコーディングする必要がなくなり、セキュリティが向上します。
さいごに
この記事では、Djangoで環境変数を効率的に管理する方法を紹介しました。具体的なコードを書くときは、エラーがないかチェックしつつ進めるようにしてみてください。.