pandas.date_rangeは、Pythonのデータ分析ライブラリPandasに含まれる関数で、特定の頻度で日時の範囲を生成するために使用されます。この関数は、データ分析や時系列データの操作に非常に便利です。
基本的な使い方
date_range関数は主に以下の2つの方法で使用されます。
- 日時の開始と終了を指定する
- 日時の開始（または終了）と個数を指定する
import pandas as pd
# 日時の開始と終了を指定する例
pd.date_range(start='2023-01-01', end='2023-12-31')
# 日時の開始と個数を指定する例
pd.date_range(start='2023-01-01', periods=365)
パラメーター
date_range関数は、以下の主要なパラメーターを持っています。
start: 生成する日付の左側の境界を指定します。end: 生成する日付の右側の境界を指定します。periods: 生成する期間の数を指定します。freq: 頻度を指定します。頻度の文字列は倍数を持つことができます（例えば、’5h’）。
# 'D'（日）の頻度で日時の範囲を生成する例
pd.date_range(start='2023-01-01', end='2023-12-31', freq='D')
# 'H'（時間）の頻度で日時の範囲を生成する例
pd.date_range(start='2023-01-01', periods=24, freq='H')
まとめ
以上、PythonのPandasライブラリに含まれるdate_range関数の基本的な使い方について説明しました。この関数は、特定の頻度で日時の範囲を生成するために使用され、データ分析や時系列データの操作に非常に便利です。さまざまなパラメーターを組み合わせることで、様々な日時の範囲を簡単に生成することができます。