Pythonで配列を扱う際によく使われるライブラリはNumPyです。NumPyのndarrayとPythonのリストを相互に変換する方法を紹介します。
リストからNumPyのndarrayへの変換
PythonのリストからNumPyのndarrayに変換するには、numpy.array()
を使用します。以下にその使用例を示します。
import numpy as np
data_list1 = [[1,2,3], [2,3,4], [3,4,5], [4,5,6]]
np_list = np.array(data_list1)
print(np_list)
print(type(np_list))
このコードを実行すると、次のような出力が得られます。
[[1 2 3]
[2 3 4]
[3 4 5]
[4 5 6]]
<class 'numpy.ndarray'>
NumPyのndarrayからリストへの変換
NumPyのndarrayからPythonのリストに変換するには、tolist()
を使用します。以下にその使用例を示します。
data_list2 = np_list.tolist()
print(data_list2)
print(type(data_list2))
このコードを実行すると、次のような出力が得られます。
[[1, 2, 3], [2, 3, 4], [3, 4, 5], [4, 5, 6]]
<class 'list'>
以上がPythonのリストとNumPyのndarrayの相互変換の方法です。これらの方法を覚えておくと、Pythonで配列を扱う際に役立つでしょう。.