Python: ローカル変数とグローバル変数の理解

Pythonでは、関数内で定義された変数はローカル変数となり、関数外で定義された変数はグローバル変数となります。

ローカル変数

ローカル変数は、関数内で定義された変数で、その関数の中でのみ参照できます。例えば、以下のfruit_price関数では、total_momo、total_mikan、totalはすべてローカル変数です。

def fruit_price(number_of_momo, number_of_mikan):
    total_momo = number_of_momo * 200
    total_mikan = number_of_mikan * 40
    total = total_momo + total_mikan
    return total

グローバル変数

一方、グローバル変数は関数の外部で定義された変数で、どの関数からでも参照できます。以下の例では、momoとnum_momoはグローバル変数です。

momo = input("ももは何個買いますか？")
num_momo = int(momo)

また、関数内からグローバル変数を書き換えるにはglobalキーワードを使用します。

global_value = 100

def test_global(arg):
    global global_value
    return arg * global_value

このtest_global関数では、引数argとグローバル変数global_valueの積を返しています。

以上がPythonのローカル変数とグローバル変数の基本的な使い方です。これらの理解は、Pythonプログラミングの基礎となります。