PythonにはCSVファイルを操作するための標準ライブラリが存在します。このライブラリを使用することで、CSVファイルの読み書きが可能となります。
CSVファイルの読み込み
Pythonの標準ライブラリであるcsv
を使用して、CSVファイルを読み込む方法を紹介します。
import csv
with open('./sample.csv') as f:
reader = csv.reader(f)
for row in reader:
print(row)
このコードは、sample.csv
という名前のCSVファイルを開き、その内容を行ごとに読み込み、各行を表示します。
CSVファイルの書き込み
同じくcsv
ライブラリを使用して、CSVファイルに書き込むことも可能です。
import csv
with open('./sample.csv', 'w') as f:
writer = csv.writer(f)
writer.writerow([11, 12, 13])
writer.writerow([21, 22, 23])
writer.writerow([31, 32, 33])
このコードは、新しいCSVファイルsample.csv
を作成し、3つの行を書き込みます。
以上がPythonの標準ライブラリであるcsv
を使用したCSVファイルの基本的な読み書き方法です。これらの基本的な操作をマスターすることで、Pythonを使用してCSVデータを効率的に操作することが可能となります。