dateutilモジュールとは
dateutilモジュールはPythonの標準datetimeモジュールを強力に拡張します。このモジュールを使用すると、次のようなことが可能になります。
- 相対デルタ(次の月、次の年、次の月曜日、月の最後の週など)の計算
- 2つの指定された日付および/または日時オブジェクト間の相対デルタの計算
- iCalendar仕様のスーパーセットを使用した非常に柔軟な再発ルールに基づく日付の計算
- ほぼすべての文字列形式の日付の一般的な解析
dateutilのインストール
dateutilはPyPIからpipを使用してインストールできます。ただし、パッケージ名とインポート可能な名前は異なることに注意してください。
pip install python-dateutil
dateutilの使用例
dateutilのパワーを示すためのスナップショットを以下に示します。
from dateutil.relativedelta import *
from dateutil.easter import *
from dateutil.rrule import *
from dateutil.parser import *
from datetime import *
now = parse("Sat Oct 11 17:13:46 UTC 2003")
today = now.date()
year = rrule(YEARLY,dtstart=now,bymonth=8,bymonthday=13,byweekday=FR)[0].year
rdelta = relativedelta(easter(year), today)
print("Today is: %s" % today)
print("Year with next Aug 13th on a Friday is: %s" % year)
print("How far is the Easter of that year: %s" % rdelta)
print("And the Easter of that year is: %s" % (today+rdelta))
このコードは、次の金曜日の8月13日がある年の次のイースターまで、年/月/日などでどれだけ時間が残っているかを知りたいとします。そして、”date” unixシステムコマンドから今日の日付を取得したいとします。
dateutilのドキュメンテーション
dateutilの詳細なドキュメンテーションは、こちらでホストされています。
dateutilのコードと問題追跡
dateutilのコードと問題追跡は、GitHubでホストされています。
貢献
バグ報告、プルリクエスト(コード、インフラストラクチャ、ドキュメンテーションの修正)など、多くの種類の貢献を歓迎します。プロジェクトへの貢献方法についての詳細は、リポジトリのCONTRIBUTING.mdファイルを参照してください。
作者
dateutilモジュールは、2003年にGustavo Niemeyerによって書かれました。