Pythonには様々なデータ型がありますが、その中でもfloat
型は特に重要です。float
型は浮動小数点数を扱うための型で、数値計算を行う際に頻繁に使用されます。
float型とは
float
型は、Pythonの組み込み型の1つで、浮動小数点数を扱います。Pythonの組み込み型には文字型や整数型、浮動小数点型などの型があり、プログラムを作る際に意識しておく必要があります。
例えば、+
演算子の場合、浮動小数点型で使用すると値の加算が行われます。
>>> 1.2 + 2.4
3.6
しかし、文字型で使用すると文字の結合が行われます。
>>> 'A' + 'B'
'AB'
このように、型を意識することがプログラムを作る際には重要です。
float型の使い方
Pythonでは型を宣言せずに使用できます。従って、float
型も、そのまま記述するだけで使用できます。また、他の型をfloat
型に変換する場合には、以下のように記述します。
float(変換したい値)
型を確認するには、type
メソッドを使用します。
type(型を確認する対象)
例えば、以下のようにfloat
型の変数を定義し、type
メソッドで型を確認することができます。
>>> num1 = 1.5
>>> type(num1)
<class 'float'>
このように、Pythonのfloat
型は非常に便利で、数値計算を行う際には欠かせない存在です。ぜひ、この記事を参考にfloat
型の使い方をマスターしてください。.