PythonでJSONを整形して表示する方法

PythonでJSON形式のデータを扱う際には、標準ライブラリのjsonを使用します。このライブラリを使用すると、JSON形式のデータをPythonの辞書型に変換したり、逆にPythonの辞書型をJSON形式の文字列に変換したりすることができます。

JSON形式のデータを整形して表示する

PythonでJSON形式のデータを整形して表示するには、json.dumps()関数を使用します。この関数は、Pythonの辞書型をJSON形式の文字列に変換します。また、indent引数を指定することで、整形したJSON形式の文字列を表示することができます。

import json

JSON_SAMPLE = '{"_meta": {"hash": {"sha256": "hash"}, "pipfile-spec": 6, "requires": {"python_version": "3.6"}, "sources": [{"name": "pypi", "url": "https://pypi.python.org/simple", "verify_ssl": true}]}}'
data = json.loads(JSON_SAMPLE)
print(json.dumps(data, indent=2))

このコードは、JSON_SAMPLEという文字列をjson.loads()関数でPythonの辞書型に変換し、その後json.dumps()関数でJSON形式の文字列に再変換しています。indent=2と指定することで、整形したJSON形式の文字列を表示しています。

JSON形式のデータをファイルから読み込む

PythonでJSON形式のデータをファイルから読み込むには、json.load()関数を使用します。この関数は、ファイルオブジェクトを引数に取り、その内容をPythonの辞書型に変換します。

import json

JSON_FILE = 'data.json'
with open(JSON_FILE) as f:
    data = json.load(f)
print(json.dumps(data, indent=2))

このコードは、data.jsonというファイルを開き、その内容をjson.load()関数でPythonの辞書型に変換しています。その後、json.dumps()関数で整形したJSON形式の文字列を表示しています。

以上がPythonでJSON形式のデータを整形して表示する方法です。この方法を使えば、PythonでJSON形式のデータを扱う際に、その内容を見やすく表示することができます。