Pythonは多くの組み込みメソッドを持っており、それらを適切に活用することで、効率的なプログラミングが可能になります。今回は、dotメソッドとupperメソッドについて詳しく見ていきましょう。
numpy.dot関数
numpy.dot関数は、ベクトルの内積や行列の積を計算するための関数です。この関数を使用することで、簡単にベクトルの内積や行列の積を計算することができます。
import numpy as np
# ベクトルの内積
a = np.array([1, 2])
b = np.array([3, 4])
result = np.dot(a, b)
print(result) # Output: 11
# 行列の積
c = np.array([[1, 2], [3, 4]])
d = np.array([[5, 6], [7, 8]])
result = np.dot(c, d)
print(result) # Output: [[19 22] [43 50]]
upperメソッド
upperメソッドは、文字列のすべての文字を大文字に変換した新しい文字列を返します。
# 文字列を大文字に変換
s = "Hello, Python!"
print(s.upper()) # Output: "HELLO, PYTHON!"
これらのメソッドを活用することで、Pythonプログラミングの幅が広がります。ぜひ活用してみてください。