Pythonでリストや文字列などのイテラブルなオブジェクトを扱う際、インデックスと要素を同時に取得したい場合があります。そのような場合、enumerate()
関数が便利です。
for i, element in enumerate(iterable):
# iはインデックス、elementは要素
一方、range(len(iterable))
を使うと、インデックスのみを取得します。
for i in range(len(iterable)):
# iはインデックス
これらの違いを理解することで、Pythonのコードをより効率的に書くことができます。
enumerate()とrange(len())のパフォーマンス比較
パフォーマンスについて考えると、enumerate()
はリストの要素に繰り返しアクセスする場合に高速です。一方、インデックスのリストだけが必要な場合、len()
とrange()
またはxrange()
を使用する方が高速です。
まとめ
Pythonでイテラブルなオブジェクトを扱う際、enumerate()
とrange(len())
の使い分けを理解することは重要です。それぞれの関数が最適なシナリオを理解することで、より効率的なコードを書くことができます。