Pythonでのenumerate関数とループの活用

Pythonでは、enumerate()関数とforループを組み合わせて、イテラブル（反復可能なオブジェクト）の各値をカウンター付きで出力することができます。この記事では、Pythonのenumerate()関数とforループの使用方法を説明します。

Pythonのenumerate関数とは何か？

Pythonの組み込みのenumerate()関数は、イテラブルと任意の開始引数を取ります。

enumerate(iterable, optional start argument)

任意の開始引数を省略すると、カウントはゼロに設定されます。enumerate()関数の戻り値はオブジェクトです。この関数は、カウント変数を更新する必要がないように、反復回数を追跡します。

Pythonでのforループとenumerate関数の使用方法

以下に、enumerate()関数とforループを使用して、イテラブルの値をカウンター付きで出力する方法を示します。

directions = [
    'Head north on Broadway toward W 48th St',
    'Turn left onto W 58th St',
    'Turn right onto 8th Ave',
    'Turn left onto Broadway',
    'Turn left onto Lincoln Center Plaza',
    'Turn right onto Jaffe Dr',
    'Turn left onto Broadway',
    'Turn left onto W 65th St'
]

for count, direction in enumerate(directions, start=1):
    print(count, direction)

この例では、Times SquareからNew York CityのJuilliard School of Musicへの方向リストを出力します。forループでは、カウントと方向のループ変数を作成します。enumerate()関数は、directionsリストとstart引数を取ります。デフォルトの0ではなく1からカウントを開始したいとします。

このように、Pythonのenumerate()関数とforループを組み合わせることで、コードをより効率的に書くことができます。これにより、自分でインクリメントカウンターを作成する必要がなくなります。.